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ホテルの機能とサービスをいかした多世代・多用途の利用を図る 複合拠点施設再生

事業・評価の概要

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プロジェクト名称 ホテルの機能とサービスをいかした多世代・多用途の利用を図る 複合拠点施設再生
代表提案者 まちづくり鹿嶋株式会社
共同提案者 株式会社古保里、 合同会社住まい・まちづくりデザインワークス鹿嶋事務所
対象地域 茨城県鹿嶋市
選定年度 2021年度
事業タイプ 課題設定型
事業概要

 本提案の対象地は、観光地でもある地方都市の中心市街地で、宿泊施設の老朽化、新型コロナウィルスの影響への対応等が課題である。また、高齢者やひとり親世帯等の住宅確保要配慮者が地域で住み続けるため、街なかでの低廉な家賃の住まいの確保が課題である。
 本提案は、対象地のまちづくり会社が、老朽化したホテルを改修し、低層階に飲食店や託児所等の街なかの生活利便機能の開設、中層階で高齢者やひとり親世帯等の住まいを確保し、老朽化した施設を地域拠点として再生させることで、多様な世帯のまちなか居住と中心市街地活性化の実現を目指している。

概要資料 概要資料(PDF)

評価概要(評価委員会での評価)

 まちづくり会社が、福祉と地域ビジネスを融合させた複合施設として改修することで、コロナ禍で苦慮する観光地の宿泊施設の可能性を追求する、地元主導の意欲的な提案であり、評価できる。
 しかし、ひとり親世帯、高齢者の住まいは、住宅と生活支援をセットで考える必要があるが、提案内容には、対象者へのサポートの内容、サポートにあたる地域の支援団体との連携内容の提案が不足している。
 事業を進めるにあたり、入居者属性、入居者を支援する団体との連携方策、サポートのあり方を検討することが必須である。

備考

※事業概要や評価概要等は選定時の内容であり、実際と異なる場合があります。

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