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世代間共助の生まれる宅老所でみんなの居場所作り

事業・評価の概要

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プロジェクト名称 世代間共助の生まれる宅老所でみんなの居場所作り
代表提案者 有限会社オールフォアワン
共同提案者 NPO 法人わっか、山崎健太郎デザインワークショップ
対象地域 千葉県八千代市
選定年度 2019年度
事業タイプ 課題設定型
事業概要

 千葉県八千代市の米本地区は、昭和 40 年代に建設された 3,000 戸超の団地が立地し、高齢化が進むと共に、子育て世帯では、共働き、ひとり親からなる子どもの孤食等の問題を抱えている。
 本提案は、老人デイケアサービスセンターに、共生カフェ、寺子屋、子ども食堂、自主保育等からなる複合施設を整備するものである。
 自主保育・共生カフェを活用し、地域住民や利用者が隔てなく高齢者・子どもとの接点を増やし、認知症・若年性認知症・高次脳機能障害などへの理解度・印象の変化を検証すると共に、子どもの居場所作り・多世代共助ネットワークを構築することを目的とする。

概要資料 概要資料(PDF)

評価概要(評価委員会での評価)

 宅老所等の運営実績を持つ事業者が、認知症などの高齢者、高次脳機能障害などの障害者、生活困窮者、共働き・ひとり親の子どもなどにとって「寛容な場」を設け、地域の課題を解決しようとすることへの挑戦として期待できると共に、実行可能性が高い取り組みである。
 また、利用者や地域住民が気軽に触れ合える仕掛けとしての縁側を設けるなど建築的工夫がみられることも評価できる。
 一方、極端に細長い特徴的な建築計画であることから、事業を進める中で建築的工夫についても、検証しながら実施することが必要である。

備考

※事業概要や評価概要等は選定時の内容であり、実際と異なる場合があります。

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