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サツキ PROJECT 西日本豪雨で被災したアパートを地域の防災拠点住宅に再生する

事業・評価の概要

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プロジェクト名称 サツキ PROJECT 西日本豪雨で被災したアパートを地域の防災拠点住宅に再生する
代表提案者 三喜株式会社
共同提案者 一般社団法人お互いさま・まびラボ、国立大学法人香川大学 IECMS 地域強靭化研究センター磯打千雅子、特定非営利活動法人ぶどうの家わたぼうし
対象地域 岡山県倉敷市
選定年度 2019年度
事業タイプ 課題設定型
事業概要

 平成30年の豪雨で被災した倉敷市真備町では、被災した賃貸住宅が放置されたままである一方、高齢者や障害者は共助・互助のサポートがなければ住み慣れた地域に戻ることが困難な状況にある。
 本提案は、当該地域で介護事業等を展開する事業者が中心となり、被災後放置されている賃貸住宅を避難機能付き共同住宅として再整備するものである。災害弱者の住まい、地域の交流拠点、災害時の一時避難場所等のハード機能に併せ、災害弱者と地域住民が日常的に助け合えるソフト機能も導入する。
 本提案をモデルとし、整備・運用・広報することで、真備町内や全国の水害リスクが高い地域への普及展開を目指している。

概要資料 概要資料(PDF)

評価概要(評価委員会での評価)

 災害によって遊休化した既存賃貸住宅を再活用し、災害弱者の住まい・交流拠点・一時避難所とする狙いは、防災まちづくりの観点からもモデル性がある。また、地域の関係者による支えあいの仕組みについて、議論が積み上げられており、実行可能性が高い。
 一方で、大規模災害を想定し整備する箇所(大規模なスロープ等)は、平常時では過剰な機能となるため、平常時の有効活用の工夫が求められ、十分に検証しながら実施する必要がある。

備考

プロジェクト紹介サイト

代表提案者facebook

※事業概要や評価概要等は選定時の内容であり、実際と異なる場合があります。

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